「やめてみた」基本情報
自分にとって本当に必要なものは何か?を考えるきっかけになる本。
物を捨てるノウハウだけでなく、考え方。その後の効果などが書かれています。
サブタイトル
本当に必要なものが見えてくる。暮らし方・考え方/発売日2019年
わたなべぽん(著)
山形県出身の漫画家。
近年はコミックエッセイでヒットを飛ばし、この「やめてみた」はシリーズ化しています。
他にも自己肯定感やダイエットについてのコミックエッセイも多数出版している。
「やめてみた」のキッカケ
著者はある物や事を辞めてみた事でどう変化したかを書いています。
ある日、著者は炊飯器が壊れた事をきっかけに土鍋生活に入ります。
結果、炊飯器より美味しく炊けて、翌日にレンジでチンしても美味しく、片付けも楽になったのでした。
土鍋で炊くとそんなに美味しいんでしょうか?私はやっぱり炊飯器かなあ。土鍋は面倒くさそうです。ガス代も気になる。
そして炊飯器を機に著者は家にある様々な物を辞めていきます。それが読んでいて結構小気味良いです。
すぐに実践できる著者おすすめの「やめてみた」
かなりたくさんな物を辞めた著者ですが、その中でもマネしやすい物だけ取り上げてみました。
これらは今すぐにでも簡単に辞める事ができます。
【キッチンの三角コーナー】
私ももう使用していません。今は簡易型の使い捨て三角コーナーを使っています。
紙製のとビニール製がありますが、個人的にはビニール製の方が清潔な気がしておススメです。
その日のうちにそのまま捨てられるので衛生的にもいいし、とっても便利です。
【スマホゲーム】
前はスマホで農園ゲームとかやってました。
別に面白くないんですけど、習慣化してしまって会社の休憩時間にやってました。
ブログを書くようになってから時間がもったいなくなり、休憩時間はもっぱら読書やってます。
X(twitter)も前はよく眺めてたんですが、最近はそれもやらなくなりました。
【TVの付けっぱなし】
朝起きた時、家に帰ったらすぐ、料理している時、夕食の時など、ほぼ無意識にTV付けていました。
一人暮らしだから音がしていないと寂しいのかもしれません。これも最近は意識して辞めるようにしています。
youtubeプレミアムに入会したのでyoutubeを見るんじゃなくて聞いてますね。
【長財布】

最近は現金を使う事が少なくなりました
長財布を辞めて二つ折りの財布に最近変えました。
結果カバンの中がすっきりしてイイ感じです。
最近はPayPay払いかクレジット払いで現金を使う事がほぼないですよね。
カードもかなり厳選しているし、ポイントカードも作らないようにしています。
【個性的な服】
年齢とともに、個性的な服にも興味が無くなってきました。基本は無印良品みたいなシンプルな服。
個性的な服を辞めた方が良い理由は、やはり他の服と合わせにくいからです。かなりのセンスがあれば別ですが。
難しいですよね。その分、ワードロープも増えてしまいます。洋服はシンプルで小物で遊ぶのがおすすめです。
その他にも、タバコ、夜更かし、晩酌、掃除機、各種マット(トイレ、キッチン、カーペット)なども著者は不要だときっぱり断言されています。
著者:わたなべぽんさんのエピソード
著者は夢や願いを叶えるためには、自分が一番辞めがたい事を辞めて祈る事と言います。
何かを辞めれば何かを得られると言うのはよく聞きますよね。つまり、何かを得たいなら何かを捨てる。
著者は漫画家になるために、タバコを辞めたそうです。
そして、この話を聞いてGACKTさんを思い出しました。TVで成功するために白いご飯を断ったと言ってましたね。
物理的な事から内面的な事へ
掃除や整理整頓のノウハウではなくどちらかというと、内面的な自己啓発っぽい本になっています。
いくつか挙げられて、それによって自分がどう変化したかも書かれてました。
悪くもないのに謝る癖を辞める
私が辞めようと思ったのはこれです。何か購入した時や、外食した時とか店員さんについ言ってしまいません?「すいません」
別におかしくはないんですが、「すいません」を「ありがとう」に変えようと提案されています。
確かに、「すいません」よりも「ありがとう」の方が素敵な言葉ですよね。この本を読んで以降は意識しています。
人と比べることを辞める
著者のわたなべさんは結構自己肯定感が低いのかな?と思いました。
人と比べる事はかなり昔に辞めました。比べても仕方ないし、比べた所で自分には一切関係ないし。
ホリエモンの言葉が好きです「自分以外の他人なんて所詮自分以外の他人なんだから、気にしなくていい」
若干冷たい意見のように聞こえなくもないですが、私はこの考えは好きですね。
「やめてみた」を読んだ感想
掃除本として読むと物足りないと思います。特に目新しい事はないし、ノウハウが網羅されているわけでもありません。
あくまでもエッセイ本なので、著者の方の生活を面白く拝見するという感じで読むと良いと思います。
もうすでにやってしまっている事が多かったです。日常的な事ばかりなので、簡単にマネできるのがいいですね。
「すいません」ではなく「ありがとう」。これはちゃんと実行しています。
著者が辞めた事で私が辞められない事は炊飯器、掃除機、晩酌ですね。この3つは私は辞められないです。
読みやすいからでしょうか?本屋に行くとコミックエッセイ専用の棚とか出来ています。
そうじ関連のコミックエッセイのおすすめ3冊の記事です