部屋を片付けたいけど片付けられない人は多いと思います。
腰が重いのもありますが、あれやこれや理由を付けてなかなか捨てられない。
今回は物を捨てられない理由を分析して、どうすれば捨てられるのかを検証したいと思います。
基本的な考えは
果たして「これは今の自分に必要か?」です
モノが捨てられない理由7選
多くの人が思い当たるであろう理由は下記です。
「いつか」使うかも、「もしも」の時の為に
いつかって一体いつなんでしょう。
「いつか」も「もしも」もどちらも大して来ません。
むしろ、捨てたものを覚えていないです。何を捨てたか覚えてないって事は、さほど重要な物ではなかったって事ですよね。
「いつか」が3年後に来たとしても、その3年間その物の場所の確保と管理をしなければなりません。
また痩せたら着られるもコレに当たります。
「いつか」が来たらその時に購入すればいいでしょう。
思い出の物だから
これも理由としては多いと思います。
旅行先で買ったものや、記念品、手紙なんかもこれに当てはまりますね。
でも大事なのは物ではなく思い出です。大事な思い出は心の中に残して思い切って捨ててしまいましょう。
もったいない・物を粗末にできない
確かに子供の頃に物を大事にするよう教わります。
そのことに異論はないですが、もったいないからと言って使わないものをずっと保管しておく。しかも何年間もです。
もったいないのは物ではなく空間だと考えましょう。
特に一人暮らしだと物にも家賃がかかっていると考えれば、捨てることへの罪悪感が減ります。
なかなか物が捨てられない方のためのそうじ関連のコミックエッセイのおすすめはこちらの記事で確認できます。
これ高かったから
これもすごく分かります。
特に女性の場合は洋服やカバンなど、ちょっと気合を入れたいときに使うアイテム。
とっておきだから、そこそこ値段が張ったものも多いでしょう。しかし出番がないならもうお払い箱です。
場所代や管理するコストの方が高いと認識して、思い切って処分です。
人からもらったプレゼント類
これも捨てにくいの分かります。大して気に入ってなくてもくれた人に悪いと思ってしまいます。
でもプレゼントは頂いた時に役目は終わっていると考え、物よりもその人の気持ちを大事にして処分してしまいましょう。
よく結婚式とかでもらう食器などは、気に入っているなら食器棚の奥に箱に入れたままでなく普段使いとして利用しましょう。
物がないと空間が寂しい
ここまで行くとメンタル的な問題になってます。
私も読んでいない本、いわゆる積読がまだたくさんあるのに本を買ってしまう事があるので、この気持ちは分からなくもないです。
空間を物ではなくゆとりで埋めるよう努力する事で改善していきたいですね。
物を捨てるコツ
捨てる順番を考える。途中で疲れて挫折しやすいです。よって捨てやすい物から捨てる!これに尽きます。
おすすめのモノを捨てる順番
- 使えない物、壊れてる物、消費期限が過ぎてる物
- 使っていないし、気に入ってもいない物
- 使っていないが、気に入っている
- 使っているけど、実は気に入っていない
- どうしても捨てにくいならメルカリを利用する
順番に解説します
①使えない物
これは明らかにゴミです。使えないのに置いてる意味?
壊れてるならもちろんもう使えません。どうしても使いたいなら修理へ出しましょう。消費期限が過ぎてる物はもう捨てるしかないでしょう。
②気に入っていない物
これは使えるけど使っていない物です。
そして別に気に入ってもいない。他人から貰った物に多い気がします。これには若干罪悪感を感じる人もいるかもしれませんが、使っていないし気に入ってないなら処分一択です。
③気に入ってるが使ってない物
これも上記同様、人から貰った物や旅行先で買った物、そして洋服やかばんに多いかも。
冠婚葬祭用以外で気に入っているのなら普段から使いましょう。そうすれば自分自身もお気に入りの物に囲まれて気分がUPします。
④気に入ってないが使っている
これが難しい。キッチン用品とか合わせやすい洋服とかインテリア用品とかこれにあたるかもしれないです。
確かに使っているから捨てにくいですが、思い切って捨ててしまって必要ならば新しい物に買い替え、気分よく過ごしましょう。
⑤メルカリで販売してお金に変える
使っていない。でもこれ高かったし、新品だし、勿体ないし・・・。
このような感じでなかなか踏み切れないのならメルカリに出品するのもアリです。
手続きも出品もスマホ一台でできます。
しかもバーコードを撮影したら商品の品名まで出てきて入力する手間も不要です。
お金も稼げて部屋も片付けられるという一石二鳥ですね!
部屋を片付けたら今度こそ気に入った物だけに囲まれて暮らしましょう。
整理するのを後回しにした方が良い物
これは自分の経験上ですが、整理しようと思って出すと内容確認や、懐かしさなどで眺めてしまい手が止まってしまう物です。
具体的に言うと
- 本
- 手紙(年賀状類)
- 写真
- 仕事で使ってたもの
- USBなどの記録媒体
これは中身をいちいち確認してしまうので、本当にそこで整理整頓が中断されてしまうのです。
これらもいつかは整理しなければいけないのですが、本当に後回しにした方が無難です。
まずは難易度の低い物から片付けて、どんどん先に進みましょう。
上級者テクニック
これは某雑誌に書いてあった上級テクです。
まず、ここを整理すると棚なり引き出しなり空間なりを指定します。
そしてそこに入っている(もしくは置いてある)物を全て床に放り出します。
そこで捨てる物をピックアップするのではなく、必要な物、使う物をピックアップします。
それ以外は全てゴミ袋に何も考えず強制的に放り込む。
さすがにこれはやったこと無いですが、本当に汚部屋になりすぎて困った時はこれくらいの荒療治が必要かもしれませんね
2021年から断捨離を始めて半年間の私の記録がこちらの記事です。半年間で小物も入れて237点捨てました。
仏教からみた整理整頓
仏教では人間を苦しめている原因の一つに執着があげられています。
心の執着を手放すのは難しいので、物を捨てる事で執着を捨てる修行をしてるのだという考え方です。
完璧に出来ているわけではないですが、プチ修行と思って今後も物を減らして生活をしていきたいと思います。