江口のりこさん主演でドラマ化もされた『ソロ活女子のススメ』を読んでみました。
ソロ活とは誰かと一緒にではなく一人でいるとを楽しみ、一人で好きな事をして有意義な時間を楽しむ一人遊びの事。
「ひとりキャンプ」「ひとり居酒屋」など最近ではソロ活を楽しむ人も増えてきているようですね。
私は一人で外食が苦手なのですが、それ以外は割とソロ活得意なんじゃないかと思ってました。この本を読むまでは。
ひとりが大好きという著者が一人遊びのコツやメリットだけじゃなく、ひとり遊びのアイディアなどを盛り込んでいます。これを読むことでソロ活をやってみたくなります。
ちなみに2022年2月現在Amazonプライムにて『ソロ活女子のススメ』配信されています。気になる方はどうぞ!
ソロ活のジャンル
大きく分けると以下の5つだと思います
- インドア系
- 飲食系
- 鑑賞系
- 旅行系
- アクティブ系
インドア系
主に家で過ごします。
ドラマを見る、本を読む、音楽を聴く、絵を描くなど。
飲食系
食事場所により難易度が変わります。
誰でも出来るひとりカフェから難易度が高すぎるひとりフルコースまで。
鑑賞系
これはよくやります。なにかを鑑賞するという目的があるので難易度が低いです。
周りがカップルや家族連れだとしてもあまり気になりません。
映画館、美術館、水族館、プラネタリウム、コンサートなど。
旅行系
温泉宿なんかは個人的にはかなり難易度が高いです。
ビジネスホテルやシティホテルに宿泊して適当に観光とかなら一人でも平気です。
アクティブ系
多種多様ですが難易度が高いものが多い気がします。
ひとりキャンプやひとりディズニーなど
著者は7つのソロ活に分けています
- まったり系ソロ活
- 飲みソロ活
- 食べソロ活
- スペシャル体験ソロ活
- きままに旅ソロ活
- アクティブ系ソロ活
- チャレンジ系ソロ活
本の冒頭にタイプ診断があるのでやってみて下さい。
ちなみに私は何度やってもスペシャル体験ソロでした。
高級ホテルに行ったり、フレンチコーディナーなどの一日贅沢体験をおすすめされてしまいました。
フレンチコースは無理ですが、ホテルでアフターヌーンティーくらいなら出来そうですね。
ひとりでいる事について
天涯孤独だからか一人が染みついて当たり前になってしまってました。
この本を読んで一人に対してのネガティブな感情や、一人でいる事を自虐的に捉える人はまだまだ多いのだなと気づきました。
確かに入りにくい場所があることや、居心地の悪さを感じるなどは分かりますが、そこまで考えた事なかったな。
著者自身も「一人で過ごすみじめな私です」のようなスタンスで過去は書いていたらしいです。
何となく気持ちは分からなくもないけれど、と思ったら自虐を辞めたとちゃんと書いてあってホッとした。
とにかく一人でいる事を肯定し、ソロ活を思い切りエンジョイしようという考えには大賛成です。
ソロ活で自信をつける
やったことない事をやってみる。
できるかなと不安だったことも、やってみると意外にも出来てしまう。
そんな小さな成功体験を繰り返し、誰に頼ることもなく、一人で出来てしまうことの数が増えるたびに自分に自信がついていく。
著者の過去最高お金が掛かったソロ活
リムジンの貸し切り!
知らなかったです。1時間3万円で貸し切りできるんだ。結構安くないですか?
ドラマでやってましたが、若い子たちはレンタルドレスでめかしこんで、10人くらいでリムジンパーティーをするらしい。
色んな楽しみ方があるんですね。
ただ、やりますか?って言われたらちょっと・・・遠慮します。
外向型人間はいつだって得なのだ!
この部分は痛いほど分かります
本には知らない人とコミュニケーションを楽しめるタイプは得だと書かれています。
私も常々そう感じることがあります。
例えば知らない店に入ってもコミュニケーション能力が高いと、食材についての裏話や、その街についての情報、果ては常連さんにしか出さない裏メニューなども出してもらえる。
見知らぬ人と初対面でも楽しく会話できる人間は得なのである。
しかし著者は言います
海の生き物は海で、陸の生き物は陸で生きていくしかない。
エラ呼吸ができないなら、エラ呼吸ができないなりの生き方を選ぶしかないのである。
引用:『ソロ活女子のススメ』
完全に同意です。
以前はポジティブになる方法なんて本を読んだりもしたけれど、ネガティブな自分を受け入れる方が余程ポジティブだと気づいたのです。
一番納得したエピソード
なるほど~!と思いました
ひとり遊園地は誰かと行ったときと比べて、絶叫系のアトラクションに乗ったときの恐怖の感じ方が段違いである。これは一人で行ってみて初めて分かった大きな発見だった。
引用:『ソロ活女子のススメ』
(中略)ひとりで乗っている分、意識が”乗り物だけ”に集中してしまっている感覚がある。
なるほど、私はディズニーでは長年行っていないので見た事ないですが、数年前にUSJに行ったときに何人か一人で来ているっぽい人を見かけた。
スーツ着た人もちらほらアトラクションに並んでいるのを見たので、もしかしたら業者さんが何かのリサーチに来ているのかもしれないけど、それ以外は、著者のように絶叫アトラクションの恐怖を倍増させるためかもしれない。
これはまさしく「へ~」と思ってしまいました。
やってみたいソロ活
この本を読んで色んなソロ活があるのを知りました。
数えきれないほど挙げられていましたが、その中でも私がやってみたいと思っていたソロ活は下記です。
結構ソロ活あるあるで定番かもしれません
- ひとりはとバス
- ひとりプラネタリウム
- ひとり温泉
- ひとり映画館特別シート
- ひとり水族館
ひとりハトバス
著者はひとり夜行バス旅行がおススメと書いてましたが、私はひとりはとバスに乗ってみたいです。
確か阿部寛が主人公の「結婚できない男」でひとりハトバスに乗るシーンがありましたが、普通のハトバスじゃなく豪華バスのはとバスに乗ってみたいです。
これはいつでも出来そうだけど私の地域では普通のはとバスツアーか一泊二日とかしかないな。
豪華はとバスで日帰りなら行ってみたいです。
ひとりプラネタリウム
これは前からずっと行きたいと思ってました。
今、地域のプラネタリウムのサイトを見たらしばらく閉館になってました。寝てしまいそうだけど行ってみたい。
子供の頃、学校で行ったときはうろ覚えですが、寂れた雰囲気だった気がします。
最近だと大分様子が違っているかもしれないですね。特別シートとかもあるようです。
著者の言う通りプラネタリウムで寝るなんて、最高のヒーリングになりそうです。
ひとり温泉
実は過去に一度だけ行ったことあります。
旅館の雰囲気がすごく苦手なんですよね。日本家屋って怖くないですか?特に天井が。
私が言ったのは石和温泉で一人部屋があり普通にビジネスホテルみたいな部屋で、温泉が付いている感じでした。
夕食はなしにして、朝食のみにしました。
旅館じゃなくてビジネスホテルに温泉が付いているようなところなら行きたいです。
ひとり映画館特別シート
映画は会社帰りとかに一人でフラッと行きます
ひとり映画はよく行きます。映画が好きなので。
でも特別シートは考えた事もなかった。
たしかお菓子ボリボリ食べてもOKで、友達やカップル同士で行っておしゃべりもOKなんですよね。
寝転んでみる事が出来るシートもあるらしいので行ってみたい。
一人で寝転んで大画面で映画みたいです
ひとり水族館
難易度わりと低そう
これも行きたい。人としか行ったことないです。
イルカとかペンギンとか見たいですね。
デートスポットの定番ぽいけど、一人で行ってもあんまり違和感ないように思います。
やりたくないと思ったソロ活
逆に、これは無理というかやりたくないなと思ったソロ活もありました。
- ひとりバーベキュー
- ひとり遊園地
- ひとりボート
- ひとりコースディナー
- ひとり流しそうめん
興味ないっていうのもありますが、できれば人と行きたいです。個人的には。
ひとりバーベキュー
体力がないのでもう準備だけで無理そうです。
お肉とか飲み物とか一人で持っていくの無理じゃないのかな。
ドラマでも準備が大変そうだったし、火の起こし方が分からないというシーンがありました。
著者の方女性なのに凄すぎです。
同じ理由で気になるけどソロキャンプも私には無理そうです。
テントなんて設置できない!
ひとり遊園地
そもそも遊園地がそんなに好きじゃないです。アトラクションも興味ないし。
しかもこの本で初めて知りました。
一人で行くと4人乗りとかは知らない人と相席になるのか。なんか相席になった人とかに気を使われそうなのが辛いな。
ただテーマパーク的で眺めるだけのような所なら行ってみたい気もします。
ハウステンボスとかなら良さそうですね。ジブリ美術館は行ってみたいです。
ひとりボート
いやいや絶対無理。
漕ぎ方が分からない。遠くに流されて戻ってこれなくなった時怖すぎる。
ひとりコースディナー
間が持たなくて物凄いスピードで食べてしまいそう。
よって味なんか何にも分からず終わりそう。
かなりの食通の人とかならひとりで行ったりするのかもしれないですね。
ひとり流しそうめん
普通に落ち着いて食べたい派です。
そういえばドンキに流しそうめん器って売っていたけど買う人いるんだろうか・・・。
キャッキャ言いながら、家族で食べるのが楽しそうですね。
難易度低そうなのにできないソロ活
一人で行くとかよく聞くけれど・・・
多分出来ない人多い気がします。
- ひとり回る寿司
- ひとり居酒屋
- ひとりラーメン
- ひとりバー
- ひとりカラオケ
ひとりカラオケは割と行く人多いかもしれないですね。
私は上記すべて無理です。
ひとりラーメンはイオンのイートインコーナーなら出来ます。
定食屋も無理だけど、観光地にある定食屋はなぜか入れます。
旅行に行くと気が大きくなるのかもしれないですね。
ドラマ『ソロ活女子のススメ』
Amazonプライムでやっていたのでドラマも見てみました。
江口のりこさん主演ですが役どころピッタリ!本当にこういう人いそうです。
ほぼ本と同じ内容でしたが、絶対やりたいと思ったのがこれです。
京浜工業地帯を巡る夜景クルーズ
ドラマでは工場の夜景がふんだんに写されていてすごく綺麗でした。
ちょっとした廃墟っぽい雰囲気も漂っていて素敵!これは絶対にいつか行きたいですね。
私の住んでいる地域から神奈川県はなかなか遠いですが、今年は無理でも来年くらいは行けるかな。
1人だとちょっとだけ緊張しますよね。
この本でいろんなソロ活があることを知りました。
ネタとは言え、ソロ活にチャレンジしている著者の方すごいです。
本に載ってなかったのだと、ひとりハイキングやひとりスイートルームとかいつかやってみたいです。
最近はひとりが浸透して、違和感や居心地の悪さを感じる事も少なくなってきました。
今後も自分にとって無理のないソロ活を楽しんでいきたいと思います。