LIFE/一人暮らし 住宅に関する事

連投式住宅(テラスハウス)のメリットとデメリット

2021年7月6日

2016年に一人暮らしで一軒家を購入しました。中古物件になります。

一戸建てではなく、連投式住宅(いわゆるテラスハウス)になります。それまではずっと家賃の安いワンルームマンションを転々としていました。

私が考える連投式住宅(テラスハウス)のメリットとデメリットは下記です。

連投式住宅(テラスハウス)のメリット

  • 購入時の価格が安い
  • 築年数の古い空き家でも傾きにくい
  • 狭い家が多いので一人暮らしにはちょうどよい
  • 固定資産税が安い

連投式住宅(テラスハウス)のデメリット

  • 隣の家の生活音が聞こえる
  • 自由に立て替えや取り壊しが出来ない
  • 住宅ローンが通りにくい
  • 家を売るときに売りにくい
  • 窓が少ないので一階が少し暗い

以上が私が考える連投式住宅(テラスハウス)のメリットとデメリットです。

では順番に説明していきます。

マイホーム購入する時の物件価格の目安の決め方はこちらの記事

 

連投式住宅(テラスハウス)って何?

分かりやすく言うと、壁が隣家と繋がっている家です。長屋とも呼ばれています。

1戸建てを壁一枚で仕切って二世帯が別々に暮らししている感じです。

よく見るのは二戸一物件と三戸一物件です。

私が住んでいるのは二戸一物件になります。片方だけは隣家と離れていて、片方だけは繋がっています。土地は一戸一戸の所有となります。

連投式住宅(テラスハウス)のメリット

てんこ

メリットは4点になります

では連投式住宅(テラスハウス)のメリットをご紹介します。

購入時の価格が安い

一般的に連投住宅の価格は安いです。

やはり建替えも取壊しも隣家の承諾が必要な事、資産価値がない事、騒音問題なども安い理由になります。

しかし、一番の理由は住宅ローンが通りにくいです。私もこれで苦労しました。

ほぼ通らないし、フラット35も使えません。

収益物件として、現金一括で購入する人が多いようですね。

築年数の古い空き家でも傾きにくい

これは不動産屋さんに言われました。売るための口実かもしれませんが。

隣の家と合わせて一軒になるので、家自体が小さい割には二戸一で横に長いです。

よって築年数の古い家でも、家が傾きにくいという利点があります。

ただ人間が住んでないと家も傷んできますよね。

私の隣の家は数年間だけ空き家だったのですが、持ち主の方が定期的に風通しに窓開けに来られてました。

狭い家が多いので一人暮らしにはちょうどよい

これは一人暮らしにとっては利点です。

大体の戸建てはファミリー向けが多いので3LDKか4LDKが多いです。

一人暮らしには広すぎです。あまり広くても掃除も大変だし、物置部屋になるだけなので却下です。

本当は1LDKが良かったですがさすがに私の探している地域ではなかったです。

今2LDKなので、もしお金に余裕が出来たら2階の壁を壊して大きい一部屋にしたいですね。

固定資産税が安い

資産価値がないので当然固定資産税は安いです。固定資産税は毎年支払うものなので、出来るだけ安い方がいいですよね。

ただ、近くに大きな病院が出来たり、大学が出来たりして、土地の価値が毎年上がってるので支払う税金は2,000円づつ位上がってます。

大型ショッピングモールとか駅とか出来てドカーンと上がればいいのに。

購入した時の価格の7~8割くらいで売れないかなって良からぬ事も考えたりしてます。

後は、一人暮らしはどうしても不用心になるので、万が一泥棒が入った時は大声で叫ぶので110番して下さいねって隣人に頼んでいます。

普段から適度な近所づきあいって大事ですよね。

 

連投式住宅(テラスハウス)のデメリット

てんこ

デメリットは5点になります

つぎに連投式住宅(テラスハウス)のデメリットをご紹介します。

隣の家の生活音が聞こえる

これは壁が繋がっているのでどうしようもありません

話し声などは聞こえませんが、大きな声で話されている時と、隣家の方が階段の昇り降りをされる時はもろに聞こえてきます。

私は安いワンルームマンションを転々としてきたので、隣家の声には慣れています。

ひどい所だと隣人のくしゃみまで聞こえてきました。

よって割と騒音とか平気なのですが、嫌な人は嫌でしょうね。気にならないなら問題ないです。

自由に立て替えや取り壊しが出来ない

建替えも取り壊しもする予定がないので良いのですが、もしやる時はお隣さんの許可も取らなくてはいけません。

そして、隣とくっついてる壁を切り離すのですから、隣家の壁の補修もこちらでやらなくてはいけません。面倒ですよね。

私はお金がないので予定はないですが、もし隣家の人が工事をするのなら快く承諾したいと思っています。

 

住宅ローンが通りにくい

ほぼ通らないです

私はこれで苦労しました。まず住宅ローンが通らないです。まあ私の属性が低いのも大きな原因ですが。

前に面している道路の幅が基準以下(要するに現在の建築法には違反している)ため、主要銀行はほぼ通りませんでした。

もちろんフラット35も不可でした。

結局、ものすごく金利の高いところでしか借りられませんでした。

去年に住宅ローンの借り換えを行いましたが、借り換えもいくつもの銀行から断られてしまいました。

もし、購入予定の方は、住宅ローンが通りにくいと言うのは覚えておいた方がいいです。

現金一括で買うというならこの問題はクリアです。 

家を売るときに売りにくい

上記の理由、住宅ローンが通りにくいという観点から家を売るときに売りにくいです。

私は今のところずっと住む予定なので売るつもりがないですが、もし期間限定とか、子供が大きくなったら引っ越そうとかなら辞めた方が良いです。おすすめしません。

将来的に売る予定ならば、駅に近い築年数の割と新しい一戸建てが良いでしょう。

窓が少ないので一階が少し暗い

片側の壁が隣とくっついているので、その面には窓が設置できません。私の家も1階のリビングの西側には窓があるのですが、東側はないので少し暗いです。

秋冬なんかは昼間でも電気を付けないとダメですね。

明るい日差しがいっぱい家に入ってくるようなのが好きなら連投式住宅(テラスハウス)はおすすめしません。

以上が、私の考える連投式住宅(テラスハウス)のメリットとデメリットでした。

マイホーム購入の際はよく考えてくださいね。

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