天涯孤独で賃貸に不安を感じ、独身ですが一軒家を買いました。ちょうど今から数年前のことです。
10代の頃から一人暮らしをしていて、都会でも田舎でもない中都市に住んでいます。
車は売ってしまって今はないけれど、駐車場付きのこじんまりした2LDKです。
1階がリビング、2階が寝室or作業部屋と物置き部屋になっています。
一生ここに住むかどうかは正直分かりませんが、快適で環境も良く気に入っています。
天涯孤独で独身なのに一軒家?なんてって意見もあるかと思います。
それでも私が家を購入した理由は下記です
- 賃貸暮らしに不安を感じた
- もしもの時、持ち家の方が安心
- 好きにリフォームできる
- ずっと家賃を払い続ける自信がない
- 老後に持ち家担保にお金を借りれる
順番に掘り下げていきます。
賃貸暮らしに不安を感じた
1番はやはりこれです。
私は以前ワンルームマンションに住んでいたのですが、1度立ち退きを経験しています。
念のため言っておきますが家賃不払いとか借り手側による契約違反ではありません。
家主様側の都合による取り壊しにより立ち退きました。
まだ若いし、働いているし、体力もあるし、すぐに次を見つけて引っ越しましたが、これが老後だったらと考えたら怖くなりました。
お金もないし、体力も気力も減ってるはず。
それに最近はそうでもないかもしれませんが、貸してくれる所がすぐに見つかるかどうかも不安です。
後は、金銭面になります。
今までに6回引っ越しを経験していますが、1番安い家賃でワンルーム48,000円でした。
今、私が払っている毎月のローン返済は48,000円以下です。
当然、頭金はかなり用意しましたが、月々に支払う固定費が減ったのは精神的にも楽です。
家を買いたいけどイマイチ思いきれない時はこちらの記事をどうぞ
もしもの時、持ち家の方が安心
上記と被ってしまいますが、持ち家は自分のものなので追い出される心配がありません。
また、自分が高齢者になった場合、街の賃貸マンションは高齢者向きに設計してるところは多分少ないと思います。
ざっくり言うと
- バリアフリーになっていない
- エントランスから部屋までが遠い
- 手すりがついていない
- 安い物件だとエレベーターがなかったりする
- 自転車を出すのが大変なところも
- ユニットバスのところも多い
このあたりでしょうか。
分譲で購入したのなら自分で変更することができますが、賃貸は勝手な事は出来ないのでそのまま暮らすことになります。
以前、5階建ての5階に住んだことがあります。
若かった頃ですが、買い物して帰る時なんかは本当に部屋まであがるのが大変でした。
好きにリフォームできる
私はそんなに興味はないのですが、DIY好きにはたまらないと思います。
私も暇が出来たら、1階の壁をブラウンから薄い黄緑色に変更したいと思っています。
それに年齢とともに改造していくことも出来ます。
大体、ご年配向けの住宅だと
- 階段に手すり
- お風呂場に手すり
- バリアフリー化
- 各種すべり止め対策
この辺りも賃貸物件だと勝手にできませんが、持ち家なら自分の状況に合わせて変更できます。
かといって、高齢者向け賃貸住宅って結構家賃高くて、そこそこちゃんとした所だと私の現在の月収より家賃の方が高いです。
ずっと家賃を払える自信がない
これは言葉そのままです。
一体、何歳まで働くか分かりませんが、私はあまり体力がないのでそんなに働けないのではと考えています。
よく働いたとしても正社員で働くのは55歳~60歳くらいが限界じゃないでしょうか?
その後は週何日かかのバイト生活かなあって思っています。
その後、独身の一人暮らしでどうやって暮らしていくのか?
家族のある人は、本当に困ったら家族の元に身を寄せればいいと思うので賃貸の方が良いと思います。
同様に、結婚予定の人、子供のいる人、お金持ちの人も私は賃貸物件で良いと考えます。
でも天涯孤独な庶民はそうはいきません。
助けてくれる知り合いがいても、所帯持ちがほとんどだし、お世話になっても2週間くらいが限界と思います。
と、なるとやはり頼るべきは自分自身しかありません。
生活保護があるじゃないか!という考えもあると思いますが、その制度がずっと継続されているかどうかも疑問です。
何歳まで生きるかも分かりませんが、80歳まで生きたと仮定して自分が老齢になった時に家賃を払える自信が全くないです。
老後に持ち家を担保にお金を借りれる
リバースモーゲージ制度です。
簡単に言うと
自宅を担保にして銀行や社会福祉協議会などからお金を借りることです。
持ち家には継続して住むことが出来て、自分が亡くなったら担保の不動産を処分して返済する仕組みです。
色々なデメリットも取り上げられていますが、相続に関する事が多いので、天涯孤独には関係ないです。
ただ、借入なので毎月の利息は払わなければなりません。
本当に困ったらこの制度(その時あれば)を利用しようと思っています。
取り上げられている様々なデメリットも時間が経てば改善されているかもしれないです。
もし、本当に駄目な制度なら、その頃には無くなって新しい制度が出来ているでしょう。
以上が天涯孤独の私が一軒家を購入した理由です。
個人的には独身の一人暮らしなら一軒家購入してしまえばいいと思います。
また購入過程や、その後のローン返済や借り換え、購入する時の考え方なども、記事にしていきたいと思います。