2024年10月某日
6月に伊勢に行って以来どこにも行っていない・・・
と、いう事で休みの日に貴船神社に行ってきました。
京の奥座敷という事で夏の川床が有名です。
東福寺から京阪に乗って、1回乗り換えて、叡山電車に乗ってそこからバスって手もあるんですが
4回も乗り換えないといけないので京都駅から地下鉄で国際会館まで行き、そこからバス2回乗り継いで行きました。
京都も市内だと割と都会だけど、ここまで来ると田舎ですね。
地名は貴船(きぶね)ですが、ここは貴船神社(きふねじんじゃ)です。
貴船神社
京の水源を守る神様として有名です。
高龗神(たかおかみのかみ)という日本書紀にも登場する水神様が祀られています。
境内にも小さな滝が流れています。
日照りの時などは本当にここで雨乞いの儀式をやっていたそうです。
平安時代の歌人・和泉式部がこの神社を参拝して愛を取り戻したエピソードもあり、縁結びの神様として人気です。
和泉式部の歌碑
ものおもへば沢の蛍もわが身より
あくがれいづる魂かとぞみる
(意味)あれこれと思い悩んでここまで来ますと、蛍が貴船川一面に飛んでいます。
そのはかない光は、まるで自分の魂が体から抜け出て飛んでいるようでございます。
なんとも艶っぽい歌ですね
お祈りしなくても、こんな歌詠まれたらヨリを戻したくもなりますよね。
本宮・結社・奥宮
貴船神社は本宮、中宮(結社)・奥宮と3つに分かれています。
本宮から5分程坂を登れば結社があり、そこからまた5,6分行けば奥宮です。
じゃらんに本宮→奥宮→結社の順番に参拝するのが正しい順番って書いてあったので私もそうしました。
途中、鞍馬寺に行くハイキングコースみたいなのがありました。
行ってみたい気もしますが、結構歩くようで、今回は貴船神社だけにしておきます。
本宮(ほんぐう)
ガイドブックなどで必ず見る写真
これが本宮の有名な階段です。
人がいなくなるシャッターチャンスを狙いましたが、人が多くて途切れる様子もなかったので諦めました。
最近、ここを舞台にした映画が「リバー、流れないでよ」です。
まだ見ていないけど、タイムリープの話で面白そうです。
奥宮(おくみや)
結社を通り過ぎて先に奥宮を参拝しました。
何となく空気が濃い気がしました。気のせいかな?
境内はそんなに広くなくてお参りしてサッと帰ってきました。
この奥宮は日本三大龍穴の一つです。
本殿の地下にあるそうですが、誰も見る事は出来ないそうです。
また奥宮はパワースポットとしても有名です。
結社(ゆいのやしろ)
来た道を戻って結社を参拝します。
階段を上ってこじんまりとしたところです。
本宮や奥宮に比べるとちょっと明るい雰囲気を感じました。
まあ光の加減のせいもありますが、縁結びだからでしょうか?
ちょうど座るところがあったので、そこで座って人が途切れるのを待ちました。
土曜日に行ったんですが、ここも大勢の人が来られていました。
カップルと女性が多かったですね。
恋おみくじみたいなのもあってたくさん結ばれていました。
ここは日本神話にも登場する長寿の神様・磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られています。
丑の刻詣り
丑の刻詣りのゆかりの場所としても有名です。
今は丑の刻詣りは禁止されているとガイドブックに書いてましたけど、やはり年に数体は見つかるそうです。
現代は道も塗装されておどろおどろした感じはないですけど
昔とか、しかも深夜なんて怖くて来れませんよね。
四季によって変わるけど丑の刻って大体深夜の2時~3時
そんな時間にたった一人で森の奥までやってきて、五寸釘打つとか絶対無理。
本当か嘘か知らないけど、丑の刻詣りを誰かに見つかった時は、その見てしまった人を殺さないと駄目だとか??
怖すぎます~
それなら直接恨んでる奴の太ももにでも釘さす方が簡単な気がします。
山奥なので雪も降るんですよね。
なかなか来れないけど、一度雪の時期にも訪れて見たい。
食事して帰る
貴船神社の周りは高級そうな食事処がたくさんあります。
カフェっぽいのは無かったけど、あったかな??
本当はせっかくなのでこういう所にも入ってみたい
超高級そう!もちろん入ってません!!
すっごい入りにくいですよね
一人じゃ絶対に無理
メニューも出てないし値段も怖い
こういう時だけ誰かいたらいいのにな~って思います。
観光は別行動で、食事だけ一緒とかがいいなw
結局、市内まで出てごまカレーを食べてきました
マイルドな味で美味しかった!
大丸のデパ地下で買い物して帰りました。
あちこち行こうとすると、しんどそうで億劫になるけど
今回みたいに1か所だけ見てサッと帰るとかなら気も楽ですね
また近場で出かけたいです。