大人気ブログ「chikirinの日記」の超戦略的運営記。
この本は有名ブロガーちきりんさんの10年間の歴史を綴った本で、トップブロガーとなるまでの経緯などが詳しく書かれています。
「自分メディア」はこう作る!はこんな方におすすめ
以下の方におすすめします

ブログを書いている人はぜひ!
- ブログを書いている人
- ブログの書き方が分からない人
- 自分メディアを作ってブランディング化したい人
- アンチへの対応が分からない人
- 顔出ししようか迷っている人
ブログやってる人なら一度は読んでおきたい本です。
「自分メディア」はこう作る!基本情報
書籍名 | 「自分メディア」はこう作る! |
著者 | ちきりん |
初版年 | 2014年 |
ページ数 | 286ページ |
文字も大きいのですぐに読めます。勉強になるので付箋を付けまくりながら読みました。
著者のプロフィール
ちきりん(著)
元証券会社勤務で、その後留学をし外資系企業に転職をしている。
2005年に書き始めたブログ「chikirinの日記」で200万PVを達成し、人気社会派ブロガーとなる。
実名も詳しい経歴も顔も出さないブロガーさんです。
この本の特徴
ちきりんさんの10年分の歴史を綴った本で、ブログを始めたきっかけから文章に対する想いなどが書かれています。
また、ネット以外での仕事への取り組み方や、ネットでの読者への対応のやり方など。ちきりんさんならではの考えを知ることが出来ます。
また巻末には10年分のブログの中からのベストエントリ集が綴られているので、ちきりんさんのブログを読んだことがない人は、どのようなブログを書かれているのか知ることが出来ます。
本書以外にも「自分のアタマで考えよう」「ゆるく考えよう」など多数の本を出版している
この本から得られる事
以下のような事が分かります。
- ブログを書く時の手順が分かる
- コメントをくれる人やアンチへの対応の仕方が分かる
- 考え方のポイントが分かる
- つまらない意見とは何かが分かる
- ちきりんさんの特徴が分かる
ちきりんさんファンから気になる人まで。ブログを書く時の考え方なども参考になります。
ブログを書くポイント
いくつか参考にしました。
つまりブログの起点は「これについて書く」とか「この本を紹介する」ではなく「このことを伝えたい!」というメッセージの発生なのです。
「自分メディア」はこう作る!より
商品ありきではなく、伝えたいという気持ちを持って伝えたい事を伝えていく。副業の為にブログを始めたのですが、伝えたい事を優先してブログ運営をしていきます。
1.伝えたいメッセージが決まる
「自分メディア」はこう作る!より
2.そのメッセージを伝えるための論理構成を決める
3.文章に必要な材料(情報)を集める
4.文章を書く
ひらめき→考える→調べる→書く
とっても簡単に書くとこういう事になります。調べると書くは作業になるので、ひらめくと考えるに時間を割くべきですね。
想定読者を大切にする
反応してくれる人はコアな読者なので、それだけに反応していると狭く深くなり大半のサイレントマジョリティがついていけなくなる。
広く自分のメッセージを届ける事が大事。これってtwitterにも当てはまりますね。
分かりやすい文章で書く
誰が読んでも分かりやすい文章で書くことを心がける事。
私は料理をするので塩を少々と書いてあったら少々なのだと分かりますが、料理の超初心者だと少々ってどのくらい?ってなるわけです。
少々は親指と人差し指でつまんだくらい、もしくは塩を5回振ると注釈などで書いておけば超初心者でも分かります。
ちきりんさんの特徴
ちきりんさんのファンはちきりんさんの事を知ることが出来る一冊です。
私はちきりんさんという人物をこのように捉えました。良い部分はマネしていきたいと思います。
- インプットよりアウトプットが好き
- 小5から日記をつけていて書くことが大好き
- 思い立ったら、とにかく行動するのが早い
- 自分の考えをみんなに知って欲しいと強く思っている
- 流行りには乗らない
- 常に冷静で人気が出ても舞い上がらない
- とにかく自分で考える
見習いたい部分が多いですね。
ちきりんさんが思うつまらない意見
(例)
- そういう場合もあるけど、違う場合もある
- 人それぞれだと思う
- 一概には言えないはず
どっちつかずですね。「人それぞれ」私も頻繁に使っているので反省します。
(例)
「Aだ」←「いや違うBだ」(自分で考えている)
「Aだ」←「いやAではない」(他人の否定だけ)
分かりやすい!人の意見を聞いて自分で考える癖をつけるようにしたいですね。

この本を読んで意識した事
この本を読んでやろうと思ったことです。
一番はやはり考える事。そして自分の頭で考えた事を伝える事です。
- 「誰が言ったのか」ではなく「何を言ったのか」で価値を決める
- 行動ではなく思考を書く
- クレームや悪口はネットには書かない
- 書くことを楽しむ
- 分析は作業、考える事は思考
特に一番下。調べものとかをしていると時間があっという間に過ぎて何となくやった気になるんですよね。気を付けます。
そして他人の意見を鵜呑みにするのではなく、なるべく自分で考える癖も付けていきたいです。特にニュースなどは鵜呑みにしがちです。
どんなに幼稚でもバカバカしい考えでも、自分の考えこそ自分メディアにとっては価値がある。
本の中でおすすめされていた書籍
いくつか紹介されていましたが気になったのはこれです
「勝ち続ける意志力」