いざという時の為に準備しておきたい事なんて書くと高齢者向けのような気もしますが、そんな事はないです。
特に私のように天涯孤独な人は準備しておくに越したことはありません。
私が考える主な準備や心掛けは下記です。
- 運動習慣
- かかりつけ医を探す
- エンディングノート
- 医療制度サービスを知っておく
- 緊急医療情報シートを持っておく
- 何かのネットワークには入っておく
これらを一つ一つ説明していきます。
エンディングノートを書いておく
たまに聞くエンディングノート。まだ早いと思ってても最近は40歳になったら書く人も多いのだとか。
特に家族のいない人は、もし自分が大変な状態になった時に答えてくれる人が居ないので早めに書いて良いと思います。
具体的にどのような事を書くのか?
- 危機的状況になった時、延命治療はするのかどうか
- 臓器提供の可、不可
- 希望する医療方法
- 葬儀関係(希望する埋葬、墓の場所等)
- 死んだことを誰に知らせて欲しいか
- 財産関連の事
など、後は自分の好きな事を書けばいいです。
実は私は見た事も、書いたこともないので、今度購入して書いてみようと思います。
身体を動かす運動習慣
これは今すぐにでもやっておきたい習慣です。
働いているとなかなかスポーツをやろうという気にならないです。
一駅歩くとか、駅では階段を利用するとか、日常生活の中に運動を取り入れるようにしています。
恐らく歳を取ってから急に運動しようと思っても体が動かないし、習慣づけるのも難しいと思うので、元気に働いているうちに習慣づけておきたいですね。
私の地域は半年に1度くらいですが、ウォーキング大会をやっています。
毎回回覧板で回ってくるので一応読んでますが、地域に住んでる人なら誰でも参加できるみたいなので、高齢無職になったらこういうのに参加してもいいかもしれません。
かかりつけ医を見つけておく
かかりつけ医とは?
家から近いところにある、身近な頼りになる診療所や病院の事です。
そして、普段から少し体調を崩したときに相談に行っておき、そうすることで病気の早期発見につなげます。
いざ、重病にかかった時は、かかりつけ医から大病院などを紹介してもらう制度です。
詳しくはこちらのブログご覧ください「一人暮らしで病気に!サービスや色んな制度を利用しよう」
私は具合が悪くても、薬で済ませたり、我慢してしまうので反省しています。
今からか家の近くにかかりつけ医探しておいた方が良いですよね。
医療サービスを知っておく(行政、地域、会社)
私は最近おひとり関連の本をよく読んでいるのですが、本当に世の中は色々なサービスであふれています。
医療サービスだけでなく、天涯孤独者には嬉しい入院したときの保証人サービスも多く存在しています。
それらを知っておくことは、いざという時に頼りになります。
行政のサービス
【介護保険制度】
40歳以上から支払い義務が生じ、給料から自動的に引かれています。
色々な介護サービスが割引で受けることが出来ます。
具体的には介護保険対象となる特定疾病になれば、自己負担が1割~3割で介護サービスが受けられる制度です。
詳しくは厚生労働省のHPでご覧ください。
地域のサービス
自治体にもよりますが
見守りサービス
自治体で行っているところもあるんですね。私の地域もやってました。
具体的な事はHPには書いてませんでしたが、地域包括支援センターに相談したらご希望により見守りサービスをしてくれるそうです。
ボランティアを募集していたので無料かもしれません。むしろ私がボランティアやろうかな。
高齢者の一人暮らしにみ利用可と書いてあったので、何歳からなんでしょうね・・・。
ただ私はピンポン鳴らされて訪問されるのが嫌なのでセンサーなどで管理するセコムなどの有料サービスの方がいいかなって思います。
勤務先のサービス
毎年、春になると健康・医療サービスガイドみたいなのが冊子で届きます。
会社によると思いますが、どういうサービスかというと、もし具合が悪くなったときに24時間フリーダイヤルで対応してくれます。
夜中に急に体調を崩した時、電話をしたら住んでいるところから一番近い病院を探してくれるそうです。
利用したことはないですが、救急車呼ぶほどではない時にいいかもしれません。
後は、メンタル的に問題があるときや、職場のパワハラなどにも相談に乗ってくれます。
出来たら、利用することがないように願いたいですね。
いざという時の為に、勤務先の福利厚生にこのようなサービスがないか確認しておくのも大事だと思います。
緊急医療情報シートを書いておく
自治体によっては「救急医療情報キット」とも呼ばれています
もし倒れたときに意識がなかったら、伝えたい事が伝えられないです。
そういう時に活用するのがこのシートです。各自治体のHPでダウンロードできます。
名前、住所、血液型、持病、アレルギー、緊急連絡先、障害の有無、延命治療、かかりつけ医の連絡先やケアマネの連絡先など
HPからダウンロード以外にも自治体で希望者に無料配布も行っています。
私の町内では75歳以上の方に回覧板で配ってました。
自治体のHP見たら、家の冷蔵庫に貼っておく事をすすめています。
後は外出先で倒れたとき用にコピーして1枚持ち歩き。
何かのネットワークに入っておく
これは主に無職の高齢者の方になりますが、人との接点は大事だと思います。
今は働いてるので人との適度なコミュニケーションはありますが、もし高齢になって退職したら独身の一人暮らしの人は本当に一人になってしまいます。
友達と会うといっても高齢になればそれも徐々に減っていくでしょう。
思いつくのは、友達と連絡、町内会、レクリエーションに参加、シルバー人材派遣などで働く、ボランティア活動、習い事、なでどでしょうか。
私もそんなに人付き合いしたい方ではないのですが、仕事辞めたら山奥で暮らす世捨て人みたいになるんじゃないかと思ってます。
さすがにヤバいですよね。
元気なうちに何らかのネットワークに入っておくことが大事だと思います。