独身の一人暮らしですが2016年に2LDKの小さな一軒家を購入しました。
現在はローンを払いながらそこで一人暮らしをしています。
色々と悩みましたが、天涯孤独なので「安心」と「快適さ」の為に購入をしました。
ただ誰でも家を買えば良いって事もないです。
そんな私がこういう場合は家を買わない方がいいんじゃないかというパターンを考えてみました。
あくまでも個人的な意見であり、全ての方に当てはまるとは思っていませんので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
ちなみに天涯孤独の私が家を購入した理由は下記の記事に書いてます。
①そもそもお金がない
私は年収300万円以下の低所得者ですが、家を購入するまでには600万ほどの貯金をしました(株式資産除く)
多いのか少ないのかは分かりませんが、その貯金額と収入でマイホーム購入に踏み切りました。
頭金や繰り上げ返済できる余力がないとキツイ
頭金もなく、月々やっとの状況で購入するのはお勧めしません。
余力がない段階で家の購入は辞めた方がよいと私は考えます。
頭金ゼロでローンを組んでもいいのですが、やはり余力は必要です。
よく言われるのが無職となっても贅沢しなければ1年間くらいは暮らせるくらいの余力は欲しいところです。
収入に波がある
フリーランスや自営業など収入に波がある人も、今は払えてもいつ払えなくなるか分かりません。
万が一に備えて十分な余力は残しておきたいですね。
持ち家だと年に1度固定資産税を払わなければなりません
毎年の支払いに固定資産税を挙げる人がいますが、新築だったとしもて賃貸マンションのガレージ代や管理費の1年分よりは安いので、あまり固定資産税は気にしなくて良いかと思います。
②買おうかどうしようか迷っている
どの家にしようかとか、どこに住むかとか、金銭面の迷いではなく、家を買う事自体を迷っている場合です。
私は迷っているのなら買い時ではないと考えます。
誰かが背中を押してくれたら思いきれるのにって場合は不動産屋に行ってしまいましょう。
あちらはプロなので上手に勧めてその気にさせてくれます。
私は購入する際にかなりマイホーム関連の本を読みました。
家の値段は年々下がる
どの本にも共通して書かれていた事が、日本は人口減少に向かっています。
当然家の値段は年々落ちていきます。だから、迷っているのなら先延ばしした方が安くで購入できるという事です。
どうしても決められないのなら一旦諦めてみるのも良いと思います。
そしてどうしても買いたくなったらその時にまた考えればいいです。
③やりたいことにお金がかかる
どうしてもやりたいことがあって、それにお金が掛かるのなら、そちらを優先しましょう!
例えば下記のようなパターンです
- 起業したい
- 留学したい
- 田舎暮らしがしてみたい
- しばらく海外に行ってみたい
これらはお金が掛かります。家は歳を取っても買えますが、上記の事は若いうちもしくは早めに経験しておきたい事だと思います。
やりたい事を我慢してまで家を購入する必要はないです。
家を購入する事よりも、自身のチャレンジを最優先しましょう。
田舎暮らしには私は思うところがあって、どうしても田舎に暮らしたい場合は先に賃貸で一軒家を借りてお試し期間を設けた方が良いです。
天涯孤独や独身の人には田舎暮らしは勧めません。その理由は下記の記事に書いてます。
④家族構成が変化する可能性がある
一緒に暮らす家族構成が変化する可能性のある人も要注意です。
例えば下記のようなパターンです
- 子供が生まれる
- 将来、親を引き取る可能性がある
- 結婚の予定がある
将来を予想して家を買う事は結構難しいです。何が起こるか分かりませんから。
私は天涯孤独で一生結婚する気もないので、家族構成は一切考えませんでした。
結婚を機に家を購入した友人もいましたが、子供が生まれる前提で割と広いおうちを建てた人が多かったです。
家を3階建てに増築したご近所さんは、子供が大学で出て行ってしまい持て余して困っているようでした。
このパターンに当てはまる人もよく考えて購入したほうが良いです。
⑤将来の選択肢が幅広い人
もちろん未来のことなど誰も分かりませんが、やりたい事が多い人や、実家の関係で未来が変わると予想出来る場合も要注意です。
- 転職して間もない
- 転勤が多い仕事についている
- 実家が持ち家で相続するかもしれない
- 海外移住を考えている
海外移住を考えてるのに、日本で家を買う人はいないと思いますが、一応書いておきました。
実家があっても家庭を持ってる人なんかは古い家なんていらないですよね
この辺り自分に関係ないから調べてないので分かりませんが、実家を相続して喜ぶ人はあまりいないのが現状のようです。
最悪、リフォームして人に貸せば良いのですが、条件が悪ければ人口減少している状況で借り手を探すのも難しいですよね。
⑥気に入った物件や土地がない
気に入った物件や土地がないなら買う必要がないです
気に入ってもいないのに、持ち家が欲しいからと無理やり買っても後悔するだけです。
自分が気に入る良い物件や土地が出てくるまで待った方が良いです。
不動産屋にうまく乗せられないように気を付けてください。
ただし、100%理想通りというのは無限にお金があるなら叶うと思いますが、多少の妥協は必要です。
家を購入する時の決断方法などは下記の記事に書いてます
⑦家を資産と考える人
家は資産にならないと思います。
資産と思って買っても年数が経てば価値は下がるし、新築などは買ってすぐに資産価値は落ちます。
家を資産だと考えている人は家なんて買うなという意見ですね。
私は資産ではなく「安心」と「快適さ」が欲しくて購入しました。賃貸のワンルームよりはダントツに居心地が良いです。
資産とは考えず、生涯コストで家と賃貸を比べれば持ち家の方がお得になります。
まあこれは何歳まで生きるかにもよるのですが・・・。
子供に家を残したいと考える人もいるかもしれませんが、あまり喜んでる人はいないように見受けます。
- 家は資産にはならない
- 子供に家を残しても迷惑がられる場合も
- 資産ではなくコストで考えれば持ち家は得
一度、youtubeなどで持ち家不要論を訴えてる人の意見を聞いてみてください。
皆さん家を資産として価値があるかないかで考えてます。
⑧生涯安泰な資金のある人
天涯孤独だとしても、一生困らないだろうと思えるほどの資金があったら多分家は買わなかったです。
新築のそこそこ高級なマンションを転々と移動していけばずっと快適でいられます。
年齢が行けば借りられないなどの問題もありそうですが、人口減少の高齢化社会でそのような問題もなくなる方向に行くんじゃないでしょうか。
私はお金があれば大抵の事はクリア出来ると思っています。
持ち家の場合は、近所に変な人がいても移動できないデメリットがありますが、賃貸でも資金がなければそうそう引っ越しなんてできません。
気軽に3年や5年ごとに引っ越し出来るほどの余裕のある人は少ないかと思います。
動きが取れないのは賃貸も持ち家も一緒なので、将来不安で帰る場所がないなら持ち家がいいですね。