天涯孤独の一人暮らしなのに一軒家を購入しました。
思い切ったとは思いますが、アラサーくらいの頃からいつか家を買いたいと思い続けていました。
この記事はあくまでも独身の一人暮らしが一軒家を購入する場合です。
ファミリーや結婚予定のある人やマンションを検討している人は、参考にならないと思いますのでご注意ください。
住宅ローンや、その後の借り換え方などについては、また別記事で書こうと思います。
今回は独身の一人暮らしが一軒家を購入し、選ぶ際のポイントについて書いてます。
住みたい家の希望を決める
独身の一人暮らしで一軒家を購入して住むのですから、ファミリーとはちょっと訳が違います。
家を購入する時に何冊か書籍を買い読みましたが、ほとんどがファミリー向けの話になってました。
私が家を買う時の大まかに考えた希望は下記です。
新築は初めから考えてませんでした。
- 地域(大体の区域や沿線)
- 予算
- 部屋数(間取りや広さ)
- 周辺(スーパーや病院など)
- 築年数(中古の場合)
ちなみに独身なのに一軒家を購入しようと思ったきっかけは下記の記事に書いてます。
大体の住みたい地域を決める
独身の一人暮らしが一軒家を購入する場合、私はですが、田舎は絶対におすすめしません。
中都市でスーパーや病院まですぐ行ける場所が良いと考えます。
私の地域は中都市で、ほぼ電車が網羅しています。
よって、あまりにも中心街から外れる場所じゃなければ、どこでもいいなと考えてました。
今の職場もいつまで務めるか分かりませんので、職場の通勤とか考えない方がいいです。
ただ、老後の事を考えて駅から徒歩15分以内が良いと希望を出しました。
無理のない予算を決める
重要です。無理は禁物!
独身の一人暮らしで家を購入するなら、そんな豪邸でなくて良いと思います。
まあ元々無理ですが。はじめから安い中古物件で探しました。
家(土地含む)の値段は1300万円以内、リフォームや諸々込みで1600万円以内と漠然と考えてました。
予算を決めたものの、結局オーバーしてしまいました。
無理のない範囲で決めた方がいいです。貯金がそこそこ残る程度に頭金を準備しました。
残した貯金は万が一で何らかの理由があり無職になったと仮定して、慎ましく暮らせばしばらくは生きていける金額分を残して、あとは頭金にしました。
頭金は多い方が良いですが、貯金をすっからかんにするのは怖いので本当に無理は禁物です。
一人暮らしの間取りの決め方
独身の一人暮らしの間取り。一軒家に住むならば掃除も楽なので、部屋数は少なくて良いです。
一人暮らしなのに広すぎる家は逆に疲れるし、光熱費もかかってしまいます。
私の希望としては、平屋と3階建ては嫌だと伝えました。
今は一人暮らしで間取りは、2LDKに住んでいます。
本当は1階が広いリビングで、2階は1室で広い寝室の1LDK希望でしたが、そんな物件ありませんでした。
1階がリビング1部屋。2階が引き戸で区切られた2部屋です。引き戸を開け放して使用すれば、まあ1部屋と言えなくもないです。
いつか、お金があれば壁をつぶして1部屋にリフォームしても良いかなと思っています。
自宅周辺の環境
独身の一人暮らしの私が家を購入する時に出した条件は、徒歩圏内にスーパーがある事です。
老後の事ばかり考えてるわけではないですが、やはり便利だろうなと思ったからです。
特に希望したわけではないのですが、徒歩圏内にスーパーだけじゃなく、コンビニ、ドラッグストア、郵便局、総合病院もあります。
全く希望してませんでしたが、駐車場も付いてました。畳が嫌なので和室がないのも良かったです。
駅からも徒歩10分以内で郵便局や銀行もあるので、希望以上に便利で快適な場所を購入できました。
中古物件の築年数
独身の一人暮らしなので、はじめから中古物件の一軒家で探してました。マンションは考えた事ないです。
住宅ローン控除を受けるなら築年数20年以内(耐火建築物は築25年)を探せば受けることが出来ます。
そのせいだと思うのですが、築20年以内だと1500万は軽く超えてくるイメージでした。
ちょっと外れた所とかだと築20年以内で1200万円くらいでありましたが、家を購入したら車は処分する予定でいたので、田舎は却下です。
かなり外れた場所だと私の地域でも、築10年以内で900万円とかでもありました。
安いのはいいのですが、限界集落みたいなところは私は嫌だなあ・・・一人ですしね。
田舎暮らしが平気な人や、期間限定で住むならいいかもしれませんね。
ネットで探して不動産屋に行きます
まずは気軽にネットで探してみましょう!
今はネットでかなり詳細な部分までチェックできるのでネットで家を探して、これいいかもという家があったら資料請求をすれば、不動産屋さんから連絡が来ます。
絶対買わなければダメという事はないので、気軽に資料請求すればいいです。
私は3件資料請求して、実際に行ったのは2件です。
決め手は営業の人が親切だったとかそういうのは無視して、単純に欲しい物件を扱ってた方の不動産屋に決めました。
2社合わせて合計で6件見に行きましたが、結局は最初に決めた物件を購入しました。
希望とこれだけは嫌な事をしっかり伝える
自分の希望に100%一致する家はないと考えた方が良いです。
ただ、希望とこれは嫌な事をしっかりと考えて伝えた方が良いです。
あまり多すぎると希望する物件が限られたり、なかったりするので、緩めがいいです。
譲れない希望条件
- 駅から徒歩15分以内
- 徒歩圏内にスーパーがある
- 2階建て
これだけは嫌な条件
- 線路沿い
- 部屋の窓と隣近所の窓が、手が届くくらい近い
- 自転車置き場がない
詳しくは下記のブログに書いてます。
家を買う際に妥協した点
全く気に入ってない家を買う必要はないですが、多少の妥協は必要です。私が妥協した点は下記です。
- 連投式住宅な事
- 前の道幅がすごく狭い
- 北向き
出来れば避けたい連投式住宅
私は購入しましたが、おススメではないです
いわゆるテラスハウス(長屋ともいう)です。隣の家と壁がくっついてる家の事です。
私の家は片側だけくっついているので隣の人の階段の昇り降りとか結構響きます。二戸一の物件です。
ずっと、安いワンルームマンションを渡り歩いてて、酷いところだと隣人のくしゃみまで聞こえてたからあまり気にはならないです。
気になる人は嫌でしょうね。
一応、今の住まいは前の住人さんが壁の補強などをやってくれてたので、大声以外は聞こえてこないです。
ただ足音と階段の音はかなり響きます。
それよりも連投式住宅はやはり住宅ローンが通りにくいです。フラット35も通りません。
後は取り壊すときに隣の家の許可も取らなくてはいけない事、いざ売るときに売りにくい事など、割とデメリットが多いので要注意です。
北向きの家
購入した家は北向きです。風水的には良くないらしいですが、風水とかどうでもいいです。
日当たりが悪いです。ただ、ベランダは反対側の南側にあるので洗濯物はよく乾きます。特に不満はないですね。
おかげさまで夏場の1階はひんやりと涼しいです。
出来たら南向きがいいなと思ってましたが、北向きでも十分です。
最後に家を買う時のポイントまとめ
ポイントは6つ
- 大まかに希望を決める
- 不動産屋に行ってみる
- 譲れない事と、これだけは嫌な事をしっかり伝える
- 風水は無視しましょう
- 多少の妥協は覚悟する
- 絶対に無理はしない←超重要!!
以上、一人暮らしの独身が一軒家を購入する時の選び方のポイントです。
個人的にはずっと独身のつもりなら一軒家を購入してしまえば良いと思います。