フランス人は10着しか服を持たない基本情報
(サブタイトル)
パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣
ジェニファー・L・スコット 2014年
累計80万部のベストセラー。著者はカリフォルニアで育ちましたが、フランス貴族の家にホームステイをします。
そこで学んだ、生活を心から楽しむ方法を執筆。
こんな人におすすめの書籍
この本はこんな方にオススメです
- なかなか満足感を得られない方
- 家が物で溢れかえっている方
- シンプルに暮らしてみたい方
- お金をかけず生活を少しずつ改善したい方
- 日常生活でストレスの多い方
間食をしない
著者は間食をしないことを勧めています。その方法としてテレビとソファーをセットで置かない事を推奨しています。
そして毎回の食事にちゃんとしたものを摂取する事。
フランスのホームステイ先にはリビングはテレビとチェアーのみで最初は驚いたのだとか。
くつろぐのはベッドの上だけとの事。確かにソファーに寝ころんでテレビを見ていると、何かつまみたい気分にはなりますね。
日常に運動を取り入れる
今日から実行可能です
ソファーを置かないのはちょっと非現実的でも、これは実行可能だと思いました。
普段から階段を使用する、少しの距離なら歩く。こまめに掃除をする。
日常の生活の中に運動を取り入れる事で、スポーツジムに行かなくても運動出来ると説いてます。
そもそもスポーツジムに入会しても行くのが億劫になって次第に行かなくなる人も多いです。日常に運動を取り入れる方が現実的ですよね。
ワードロープは季節ごとに10着
本のタイトルにもなってます。ただし、冠婚葬祭用、Tシャツ、部屋着、コートは除きます。
著者のホームステイ先のマダムのワードロープは、スカート4枚、セーター4枚、ブラウス3枚。
洋服を絞るコツは以下です。
とってもシンプルな法則
- 気に入ってる事
- 似合っている事
- サイズが合っている事
確かに上記の1つでも外れていては着用していても、気分がいまいち乗らないかもしれないですね。
また著者は、自宅にいる時にだらしない恰好をするのではなく、家の中でも良い服を身に付ける習慣をつけることを勧めています。
これは結構断捨離系の本にも書かれていますね。
自分の周りの物を本当に心からお気に入りの物だけしか置かないというのはシンプルに暮らす鉄則のようです。
また良い食器はしまっておくのではなく、普段から使用する事で気分があがるし満足感も得られる。
自分のテーマを早めに見つける
洋服選びで悩まない為、そして、テーマを決める事で統一感が出てきて、あれこれ持つ必要がなくなるからです。
これはその通りなんだけど、なかなか1つに絞れないというか、可愛い感じも好きだし、エレガントな感じもいいし、普段はカジュアルでラフにいきたいし
なかなかテーマを絞るのは難しいですね。
よって私はなるべくシンプルなものを選ぶようにして、何にでも合うようにと無難にいきたいと思ってます。
少しキレイめにしたい時はアクセサリーやストールなんかでアクセントをつけて洋服はシンプルで統一。
これでいいような気がします。
お気に入りの香水を見つける
これも生活を楽しくする1つです。本の中に出てきた香水を紹介します。
姉のお気に入り
・ランコム「トレゾア」
ホームステイ先のマダムのお気に入り
・ゲラン「シャリア―」 フランスのクラシックな香水
作者のお気に入り
・ステラマッカートニー「ステラ」 フレッシュなローズの香り
・ブルガリ「ローズエッセンシャル」
自分だけのお気に入りの香水を見つけるというのも暮らしを彩る一つかもしれないです。
『フランス人は10着しか服を持たない』の感想
話題になっていたのと表紙が可愛いので購入しました。実践できそうな部分とできなさそうな部分とありました。
間食をしない、くつろぐ場所がない。朝食の時でもちゃんとした服装をしているファミリー。
・・・ちょっと私には厳しいな
やはり休みの日なんかは、多少遅くまで寝ていたいし、パジャマのままで、朝食兼昼食みたいなご飯を食べていたい。
ちょっとソファーで寝ころびながらテレビでもって、なってしまいます。
ただ衣食住とも自分の出来る範囲内でシンプルで上質なものに切り替えていきたいです。
日常の些細な事や何気ない事にささやかな幸せを見つけて生活をよくする。
最終的にはそういう事だと思います。
実用書ではなく、読み物として「へー」って感じで読むのにピッタリです。