BOOK/本

シックに暮らす『フランス人は10着しか服を持たない』2

2021年7月4日

『フランス人は10着しか服を持たない』2の基本情報

 

サブタイトル

今の家でもっとシックに暮らす方法。毎日を特別な日のように過ごす。

ジェニファー・L・スコット(著)

2017年

1冊目のフランス人は10着しか服を持たないの第2弾になります。第1弾の3年後に発売された本です。

内容は主に前回のおさらいと、日々を丁寧に特別に過ごそうということを提唱しています。

第1弾『フランス人は10着しか服を持たない』の復習

おさらい的な感じでかなりかぶっている部分もありました。

  • 洋服は季節ごとに10着で十分
  • 家にいるときもステキな洋服で過ごす
  • ランチはゆっくりととる
  • 日常生活に運動を取り入れる

この辺りは第1弾を読んでかぶってるので飛ばし読みしました。

『フランス人は10着しか服を持たない』に登場する映画

それぞれこだわりの流儀でお気に入りの飲み物を飲むのも楽しい。

てんこ

ちなみに映画に出てくる登場人物は

  • ジェームス・ポンドはウォッカマティーニのシェイク
  • プレシャス・ラモツエはルイボスティーのストレート
  • エルキュール・ポワロはハーブティーをガラスのカップ

パディントンの話が少し出てきたときは大好きな映画なので嬉しかったです。

ちなみにパディントンが好きなのは、オレンジマーマレード・サンドイッチとココアです。

ドリンクレシピ・自分でドリンクを作ってみる。

この第2弾は結構著者のレシピが登場してきました。
ドリンクに関しては

  • ルイボスティー
  • チャイティー・ラテ
  • グリーンスムージー
  • モーニング グリーンシェイク などのレシピを掲載。

そして簡単で手間いらず。毎日でもできそうと思ったのがお湯にレモンを絞る。

これは簡単だからレモンさえあれば毎日でも出来ますね。

私がたまにやるのが急須にシソの葉を入れてお湯を入れて飲んでます。

お掃除スケジュールを組む

月曜から金曜までどこを掃除するのか曜日ごとに場所を決めてやることを推奨しています。

これは結構、ほかの断捨離系の本でも推奨されてます。いざ、掃除を始めると止まらないというか、やり始めるまでが面倒なんだけどやると徹底してしまう。

私もスケジュール帳に何曜日にどこやるとか決めて書き込んだりして見たんですけど、意外と続かないです。

いったん始めるとあれもこれも手を付けてしまって、疲れて次の日はやらなくなったりとか。

だから、ここと決めたらそこだけやる。他は絶対に手を付けない。少し物足りないくらいの段階でピタッと掃除を辞めることにしています。

長続きのコツって結局頑張りすぎない事ではないかと思っています。

掃除などに関しては第1弾でもかなり気合入れて書かれてました。こちらの記事をどうぞ。

 

シックに暮らすとは?

著者のいうシックに暮らすとは何でもない一日でも丁寧に過ごすことだと言っています。色んな方法が紹介されています。

今すぐ、私にでも簡単に出来そうなのは以下でしょうか

食事の時に食事に関係のないものはテーブルの上に置かない

ついついリモコンとか本とかスマホとか置きがちです。

下手したらスマホ見ながら食べてる時も多いかも。完全に行儀悪いですよね。気を付けようと思いました。

一人暮らしだと誰も見ていないから、雑誌読みながら食事したり、ながら食いとでも言うんでしょうか。

時短の意味も込めてやってしまいます。

良いものこそ普段使いにする(食器やカトラリーなど)

これはあらゆる断捨離本で言われている事ですよね。食器やカップにお客さま用なんて作る必要ないです。

私もそんなに良い物は持っていませんが、お気に入りの物こそどんどん普段使いするようにしています。

洋服も同じ。常にお気に入りの物に囲まれていたいです。基準は自分が心地よいかどうか。

他人から見てどうなのかは関係ないです。

アートに触れて視野を広げる(展覧会、コンサート、美術館など)

地元では頻繁に色んなイベントが開催されています。ただ行こうと思いつつも気づいたら日々に忙殺されていて、気づけば終了していた事がほとんど。

まあこれは言い訳になるんですけどね。

今はコロナなのでイベントは自粛気味ですが、大きなイベントの時は足を運ぶようにしたいと思います。

コンサートとかだと時間や日にちがきっちりと決められているので、当日急用が出来たり、体調がすぐれなかったりなど不測の事態が起こったりします。いまいち気が乗らないことも多い。

期間中にいつでも、時間も開館内に行けばいいし、思い立ったらサッと行けるので美術館がおすすめです。

瞑想のススメ

瞑想のやり方的な本を1冊読みましたが、目を閉じ、雑念を追い払い、意識を呼吸に集中させるのだとか。実はよく分からない。

寝る前とかにやってみたりもしますが、雑念を追い払うというのが難しいです。

やはり目を閉じて何もしないでいると、色々な事を考えてしまうのが普通じゃないでしょうか。何度もやれば出来るようになるんだろうか。

集中力を高めたいのでちゃんと挑戦してみようと思います。

寝る前はなるべくオフライン

悪習慣を断ち切るのはなかなか難しい

これも意外と出来ない。ついついスマホでtwitterとかチェックしてしまいます。

明日の天気とネットニュース以外にも、最近はクラウドワークスで変な案件を探すのが趣味になってしまった。ずっと1時間くらい眺めてる気がします。

時間の無駄ですよね。

スマホは脇に置いておいて、本を読む、ハーブティーを飲む、星を見るなど精神が休まるような事をやるのがいいです。

『フランス人は10着しか服を持たない』シリーズはコミック版も出版されています。

 

『フランス人は10着しか服を持たない』2を読んだ感想

かなり第1弾とかぶってる内容が多いので、第1弾を読めば十分だと思います。

ただ、レシピがたくさん掲載されているので読み物としてはこちらの方が楽しいかもしれません。

当たり前の事って簡単なようでいて出来ないものですね。そんな事を気づかせてくれる本です。

食事の時にテーブルの上に食事に関係のないものは置かない!これは今までずっと出来ていなかったことです。

これは本を読んだその時から実践しています。

第1弾はフランスに留学してた時の話で、この第2弾は帰国してからの心掛けになってます。

著者も子供が生まれて子育ての事とかも書いてあるので子育て世代の方にも良いかもしれません。

結局は自分の今いる環境を生かして丁寧に、何気ない日々でも特別な日のように過ごせば生き生きとした毎日が過ごせるという事です。

このシリーズ他にも出版されているようですが、もう私はこの2冊で十分だと思いました。

一冊売れるとシリーズ化してしまいますが、大体1冊目が一番良かったりしますよね。それにしても表紙が可愛い。

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