生活をしていると、旅行や入院や出張などで家を長期不在となる事もあります。
家族が一緒なら何の問題もないのですが、一人暮らしだとそうはいきません。
困りますよね
期間にもよりますが、ある程度の身の回りの整理が必要です。
ちなみに私が長期不在にしたことは2回あって、1度は手術入院した時に2週間以上、もう一度は海外旅行で3週間です。
1週間くらいの不在は頻繁にしています。いずれの時も賃貸マンションに暮らしていました。
具体的にどうすればいいのかを項目別に説明します。
電気・ガス・水道などはどうする?
気になるのはやはりライフラインですよね。こちらは止めない限り使わなくても基本料が掛かってきます。
3か月くらいの不在なら、止めずに基本料金払った方が手間も少なくていいです。
特にガスは止める時に立ち会わなければいけないので面倒です。ただガスの元栓だけは必ず閉めましょう。
電気のブレーカーは1か月とか超えるなら落として、1か月未満ならそのままです。
また真っ暗だと不用心だと心配ならスタンドライトなどにデジタルタイマーをつけて夜は自動的に付くように設定することも出来ます。
家の中を整えておく
戻ってきた時にうわーっとならないように、家の中をちゃんとしておきましょう。
そうじ
洗濯ものは全て洗濯しておきます。生ごみは勿論ゼロにしておきましょう。
ベッドの布団などは室内物干しに干しておくか、椅子などにかけて風通しを良くしておきます。
埃が被らないようにオープンに置いてる物にはふわっとビニールかラップをかけておく。
水回り
害虫防止と悪臭防止の為に、排水部分にはハイターをしてフタをしておきます。
フタがない時はお皿を逆にして置いておくだけでOKです。
私は特別な事はなにもせずに不在にしましたが虫もわかなかったし、臭いも何とか大丈夫でした。
冷蔵庫の中
賞味期限が切れそうなものは処分するか食べきってしまいましょう。
私は1週間程度の不在はよくしますが、コンセントを抜いた事はないです。コンセントを抜くと中のもの全て捨てなければいけません。
味噌やバターなんかは買い戻す方が電気代より高くつきます。
またブレーカーも切ったこと無いです。多少でもメーターが動いている事で防犯になるだろうと考えています。
クローゼットや押し入れ
締め切ると湿気がたまってしまいます。
全開に開けていきます。タンスなんかは少しだけ引き出しを開けて留守にするようにしています。
湿気てしまいカビなんかが発生したら最悪な事態になりますので注意してください。
留守中の防犯対策
何が起こるか分からないのが現代です。防犯だけはちゃんとしていきましょう。
戸締りを完璧にするのは当然ですが以下の事にも注意しましょう
サービスに入ってなくても、これを出入り口に貼っておくだけでかなりの抑止力に効果ありです
カーテンは開けてく?閉めてく?
これは意見が分かれます。開けていくのか閉めていくのか。
開けていけば夜にカーテンが開いていたら真っ暗で誰もいないのがバレます。
閉めていけば昼間にカーテンが閉まっているのは留守なのではと疑われます。
どちらにしろ留守なのは見る人が見ればバレそうなのですが、私は閉める派でしょうか。
夏場なら暑さ対策で昼間でも遮光カーテンを閉めている場合もあります。
また休日のため昼まで寝てる人や夜勤の人ってパターンもあるので、そこまでおかしくはないです。
貴重品は置いて行かない
念のため貴重品は置いて行かないようにしましょう。
実家に預けるとか、会社のロッカーに入れておくとかが安全だと思います。
どうしても預ける所もなくて持っていくのも面倒なら、ベッドのすのこの下とか本棚の裏とか、最低限見つかりにくいところに保管しておきましょう。
空き巣が心配なら
窓に防犯アラームを取り付けましょう。
窓が割られた時点でアラームが鳴ります。さすがに爆音が鳴っているのに部屋を物色する泥棒は少ないです。
また窓を割ろうとした時に防犯アラームが見えたら抑止力にもなります。見えやすいところに取り付けましょう。
窓の開閉時に邪魔にならない薄型がおすすめです。
どうしても心配ならサービスを利用
本当に今の世の中は色々なサービスがあります。
お金はかかりますが、留守宅管理サービスを利用する方法もあります。
どのようなサービスかというと
- 留守中の掃除
- 室内の換気と通水
- 庭木の水やり
- 郵便物の回収
などを代理でやってくれます。サービスも回数も選べるので用途に応じて利用してみるのもいいかもしれません。
「留守宅管理サービス」で検索してください。
それ以外にやっておく事
長期間家を空けるなら、なるべく不安要素は排除しておきましょう。
少し面倒ですがやっておくことで安心して不在に出来ます
・郵便物の不在届を出す
郵便局に不在届を出しておく(最長30日間)。
届出期間の終了後に配達してくれます。郵便局のHPをご覧ください。詳しくはこちら
また自宅のポストがチラシでパンパンにならないように「チラシお断り」の意思表示をしておきましょう。
新聞や配達物は連絡して停止してもらってください
・大家さんや管理会社への連絡
1か月くらいなら何も言わなくていいと思います。それ以上になるなら伝えておいた方がいいですね。
緊急連絡先か携帯番号を教えておいて、万が一トラブルが起こったら連絡してくれるように頼んでおきましょう。
ちなみに長期不在にしても部屋は借りている状態なので家賃の値引きとかはないです。
かなり長期になるようなら部屋は解約してトランクルームとかに荷物を一時避難の方が安いかもしれないですね。
ただ戻ってきた時に再び住むところを探すのが面倒です。スピーディーに探したいなら
お部屋探しは アパマンショップ・近所には知らせる?
賃貸マンションの時は知らせたことないです。
見かけたら挨拶するくらいで近所づきあいなんてほぼありませんでした。
今は戸建てに住んでいるので、回覧板などが回ってくるから2週間以上留守にするなら一言声掛けます。
1週間くらいなら言わなくていいでしょう。
戻ってきたらまず何をする?
長期不在から戻ってきたら何をするべきか。
・風通し
長期間だれも住んでいなかったから空気がよどんでいるはずです。
まずは窓を開けて空気の入れ替えをし換気しましょう。
・部屋の様子と家電の確認
留守にする前と何か変わったところはないか、念のためチェックします。
そしてコンセントを抜いていたのなら入れて、家電の動作確認をしましょう。
コンセントに埃が付いていたら危ないので注意してください。
・ライフラインの再開
もし電気・ガス・水道を止めていたのなら再開の連絡をして業者に来てもらいましょう。
この3つがなかったら何もできないです。
埃が溜まっているかと思いますので、可能なら軽く掃除をしてから荷ほどきをします。
長期間の留守は何かと心配になりますが、ちゃんと準備することでその心配も軽減することが出来ます。